4、贅沢な散歩上高地、そして奥飛騨


上高地と奥飛騨は長野県と岐阜県の県境の隣り合わせに位置し、観光目的は避暑地ハイキングの方々が多いと思います。絶景を眺めるハイキング散策でして、日本国内では上位に占める絶景が眺められる北アルプスの麓の物語です。長野県に存在するのは上高地、それから松本方面へ国道を降りると白骨温泉があります。一方、奥飛騨(岐阜県高山市)は新穂高ロープウェイによる登山、乗鞍岳(畳平)松本市、高山市の県境、いずれにせよ標高2000m以上の避暑地もしくは寒いかもしれません。天候によっては夏でも長袖の必要が求められる時もしばしばです。

最初に上高地からハイキングスタートです。まずは、上高地の知識として一般車両は、車輛通行禁止です。ではどの様に上高地へ行くか?長野県側、岐阜県側の行き方があるので説明します。長野県側は松本B.Tから上高地行きのバスがでています。他には、松本駅から松本電鉄で、最終駅の新島々駅から上高地行きのバスがあります。それとは別に一般車両で行く場合、長野自動車道 松本I.Cを降りて国道158号線を上高地、高山方面へ進み、トンネル内の分かれ道も右に進み30~40分走ると沢渡(さわんど)という場所に着きます。そこには、駐車場がいくつも点在しており、そこに車を止めてバスかタクシーで上高地へ向かいます。同行人数が少ない場合はバスの方が安いですし、人数が多い場合(3~4人の場合)タクシーの方が割り勘すると安くなり、尚且つ途中で綺麗な風景、例えば、大正池や上高地帝国ホテルの建物などを写真に納めたいとなればタクシーは止まってくれます。一方、岐阜県側からの行き方は、平湯B.Tの近くに『あかんだな駐車場』という市営駐車場があり、高山方面から来ますと坂を下り平湯I.Cの信号を平湯B.T方向へ直進、平湯B.Tを過ぎ、国道158号線旧道(平湯街道)沿いを走ると左手に駐車場があります。そこに車を止め、平湯B.Tまで戻り平湯B.Tから上高地行きのバスがでております。上高地は朝一番で行くとよく見かけるのは、朝霧の大正池を私は、幾度か見ており凄く神秘的で、一日のスタートから、まるで寝起きのコーラーを飲むがごとく、目覚めの良い風景は神様から頂いたささやかなプレゼントの様に感じられます。そして、河童橋のレストランで食事をして、ここで折り返し上高地の森林の中の木で出来た遊歩道を上高地帝国ホテルに向かうのです。15~20分で上高地帝国ホテルに着き、運動したので、デザートとジュースを自分自身にご褒美を与え、上高地帝国ホテルのカフェで贅沢なひと時を過ごすのがいつもの通りの事です。ちなみに今年2023年9月11日は上高地の明神池まで行こうと思います。初めてなので心拍数が通常の130%ですね。倒れなければいいけど即ち完全に童心に戻ってますね。天気が良い事を願います。

次なる長野県の観光地として見逃すことが出来ないエリアは、白骨温泉ですね。温泉だけの集落です。聞こえが良く無く思われますが、静かで、落ち着いて、周りに何にもない、自分自身の心を顧みたり、退職から再就職にあたり人生の反省会をしてみたり、作家活動の文章作成をしてみたり、中には1か月滞在する人もいるそうです。日帰り温泉もあり、何と言っても白濁の温泉のイメージが強いです。事実そうなのですが、どうやって、あの白濁の色になるのか?源泉は白濁ではないと温泉施設の人が言ってました。源泉は無色透明で、酸素に触れる事により白濁の色になるそうなのです。この白骨温泉へは自家用車やレンタカーで来ることをお勧めします。交通の便が悪いのです。交通機関で来ますと一応紹介しますが、松本B.Tからもしくは松本電鉄で新島々まで出て、そこから白骨温泉行きのバスがあります。しかしながら、そのバスが1日に5本しかないのです。逆手に取れば秘境ともいえるでしょう。この周辺は観光地が所々にありますので、それを考えますと自家用車で来た方が、時間のロスはなくなります。

一方、奥飛騨側は奥飛騨の奥地まで行くと新穂高という車ではここまでしか行けない所まで行きます。そこは標高2156m西穂高口まで2段階でロープウェイにより行くことが出来ます。西穂高口には展望台があり北アルプスを一望できる絶景が何とも言えない美しい感動を呼び起こし、険しい山肌が遠く富山の方まで連なり、標高が高いだけあり、雪が残る環境から考えると、夏でも半袖は寒いのかもしれませんね。新穂高ロープウェイの駐車場の標高は1110mですので、およそ1000mの高さをロープウェイで登山したことになります。ここでしか味わう事の出来ない唯一無二の観光スポットであります。お土産でも『いわくらげ』という岩茸の佃煮があり、ここでしか売られてないと聞いております。食感はコリコリとしてご飯に乗せて食べると最高です。交通機関は、平湯B.Tより新穂高ロープウェイ行きに乗り終点で下車です。マイカーで行く場合は平湯B.T出口を左に左折し、直ぐの分かれ道を旧国道(158号旧道)の方には行かず直進し、突き当りを右折。道なりにクマ牧場を過ぎ、福地温泉の看板を過ぎ、5~10分走行すると川が流れて赤い橋があります。その信号を右折し道なりに直進すると到着致します。途中、新道と旧道がありますが、新道の方が走り易いと思います。写真を撮る絶景ポイントが沢山ありますので足を運んで見て下さい。

最後の奥飛騨の紹介は、乗鞍岳 畳平です。ここも上高地同様一般車両進入禁止区域で、バスが平湯B.Tから出ています。乗鞍岳畳平の標高は2702mで野生の高山植物や野生動物が住んでいる為の自然保護が理由な訳です。平湯B.Tから乗鞍岳畳平までの所要時間は、およそ1時間です。乗鞍岳畳平の魅力は、始発のバスで乗鞍岳へ向かいますとご来光を拝むことが出来ます。標高が2702mなので、早朝は間違えなく寒いです。夏でも1桁の気温ですね。次の魅力は、畳平から低地を眺めた時、雲海が広がっている時もあります。運が雲(ウン)を呼ぶ、これ如何にですね。その次の魅力は本当に幸運の持ち主は、野生の雷鳥に出くわすことがあるそうです。私は一度も見たことがないのですが。そして、アンラッキーな人は、野生のツキノワグマにお会いできると思います。怖いけど。全てまとめると自然豊かな環境が保護されているということです。ただし、トイレはお金を払ってくださいね。

*福地温泉の周りには心落ち着く場所が点在し、住み心地の良い環境だった事は確かでした。どうか足を運んで頂ければ、10人10色の感動がそれぞれの人生の心の1ページになることは間違いありません。足を運ぶ価値はあると思います。