5、雨の日の免停中の物損事故


ある雨の日、仕事が終わり「スーパーマーケットまで行くけど行かない?」と同僚の女性従業員を誘い、僕の運転で自分の車で行くとまもなくの出来事でした。「俺、今、免停中で、事故ったら免許取り消しなんだ。」その当時、カーステレオでCDを聞いていてので、CDを探しながら運転をしていたその時、「ドドーン」寮を出発して1~2分の出来事でした。30km/h走行NOブレーキでした。ボンネットはぐちゃぐちゃ煙を吐いていました。女の子には、申し訳ない事をしたけれども雨の中、寮に戻ってもらい、車の相手の持ち主を探したのですが見つからず、免許停止中でしたのでお巡りさんを呼ぶことも躊躇してしまい、結局、車に戻り寮の駐車場に隠してしまったのです。単刀直入に言うと『当て逃げ』ですね。悪い事すると何かソワソワして落ち着きませんが、それから1週間が経ち、私と先輩と男2人で先輩の車で美濃の方にドライブ旅行に行きました。やはりここでも、落ち着かない旅行でしたね。寮に戻るとおおおかみに呼ばれ社長が呼んでいるから直ぐに社長の所に行くように言われました。社長:「何で呼ばれたか分かるよね!」 幹雄:「はい。事故の件です。」社長:「なんで逃げたんですか?」幹雄:「免停中だったもんで。すみません、ご迷惑おかけしました。」社長:「相手がうちと取引している業者さんだったから私が頭を下げて、許してくれたんだよ。本当ならばこの場で逮捕なんだよ。明日警察の方が来て、現場検証すると言っているから、明日は仕事を休んでいいよ。反省しなさい。」幹雄:「本当に申し訳ございませんでした。」翌日は現場検証。翌々日は、神岡警察署で取り調べ、その3日後に高山市街にある検察庁で調書を取り書類送検。結果、免許取り消し処分、反則金ではなく罰金30万円、前科1がついてしまったのです。東京の品川に帰る事となる訳であります。本当にその時はご迷惑おかけいたしました。今は、精神薬を飲みながら統合失調症と戦っています。できるだけ周りの人に迷惑をかける事を避けながら今後は頑張ろうと思っております。この場を借りて、本当に申し訳ございませんでした。