2、熊本県の旅


今日は博多のインターネットカフェを早朝5時に出発し、太宰府天満宮を朝お参りに、菅原道真公を祀っているので、何か特別な空気の漂う清々しい気分で朝を過ごしました。熊本へ向かう途中何か朝食はないだろうかと探しながら福岡県を南下していました。やはり、豚骨ラーメンかなぁ。間違えなく美味しいですし、朝早くからやっていたのはラーメン屋でした。替え玉も2玉食べてお腹いっぱいですね。車を走らせ、朝9時を回り、福岡県も久留米を過ぎ熊本まであとわずか。昨日熊本の回る所を調べておいたので楽しみがいっぱいあります。先ず調べたのは、熊本城、田原坂公園、阿蘇山。熊本に着いたのは10時半に着き、道路が若干混んでおり、急いで行く為に熊本城は車窓から眺めるだけで残念なのですが、田原坂公園が歴史の勉強になりますのでここに時間をかけて見物をしました。田原坂公園と言えば、西南戦争。西郷隆盛の薩軍と明治新政府の官軍の戦争の激戦地帯。戦争はこういう物だと肌で感じました。まず、駐車場に車を止め資料館へ行くと資料館の壁に鉄砲の弾痕がいくつも残っており、資料館の中に入ると薩軍、官軍の軍服が飾ってあり、西南戦争の歴史を感じさせられました。その他その当時使っていた武器、大砲など飾ってあり、何と言っても田原坂公園を離れてからが戦争の時の流れを感じさせる熊本県の熱意が伝わってきました。それは、車で走っていると薩軍陣地、官軍の陣地と札がたててあり、薩軍の周りを官軍の陣地が取り囲むように100m間隔で攻めている様子が今でも想像できるのです。軍人の動きが想像し易く、これでは西郷隆盛もお手上げだというのも歴史を超えて伝わってくるのです。西南戦争の事が少し分かるようになった田原坂公園を離れ、熊本市街の方へ車を走らせます。只今の時刻13時です。熊本市内の方が食べ物屋さんが多いと情報を得たので桜肉を食べる事にしました。桜肉の刺身、レバー刺身、ステーキと白米と贅沢な熊本でのランチ、ステーキはミディアムレアで食べさせて頂きました。熊本に来たら馬肉(桜肉)を食べようと思っていたので、食べて正解ですね。サッパリとしていて塩コショウで食べたり、2種類のソースで食べたり色々試しながら味わいました。堪能ですね。ご飯を食べ終え一服し、お会計を済ませ一路、阿蘇山へ向かい車を走らせます。緩やかな上り坂が続き、熊本市内から段々と標高が少しずつ高くなるにつれ建物の数が少なくなって終いには全く建物がなくなるのです。そうです、阿蘇山に入ったのです。熊本の阿蘇をゆっくりドライブし、ドライブインで少し休み今晩泊まる宿を探さなければならないのです。阿蘇山の麓まで降り1軒の綺麗な旅館が目に映ったので、空き部屋があることを願い交渉し、平日なので交渉も上手く行き一晩泊まることにしました。温泉露天風呂もあり、夕飯も作ってくれました。むかごご飯、山菜の天ぷら、味噌汁、川魚の塩焼き、刺身の盛り合わせなど随分と豪華なご馳走でした。そしてもう一度露天風呂に入り、阿蘇の星空の下フワフワの布団の中で夢を見るのであります。