3、熊本朝8時出発、翌日夜23時青森着


熊本の旅館で朝食を頂き、午前8時に熊本の阿蘇山の麓を出発、一般道路即ち関門トンネルを超え国道9号線、国道8号線を使い青森県まで行く計画です。(日本海沿いをドライブする過酷なドライブです。)熊本から福岡に入り博多の近くで、ガソリンを給油して、近くに美味しいラーメン屋さんがあると言う事で、行ってみました。私は麵かためが好きなので替え玉もかためで注文しました。美味しかったので替え玉も2つ頼みましたね。店を出て次の目標地点は関門トンネル抜け山口県を目指します。只今の時間12時です。一時間ちょい運転して、午後1時15分頃関門トンネル抜け山口県下関市です。次の目標地点は島根県出雲大社を目指します。瓦そば、ふぐ刺し、見島牛、を食べたり秋吉台、松下村塾にも行きたかったのですが、お金と時間が足りなくなるといけないのでスルーしました。島根県出雲大社の近くを通ったのは15時頃です。天気も良く左手には日本海を眺めながら目的地出雲大社の近く周辺は人気も多く車も滞っていました。出雲大社に行きたかったのですが、時間がかかりそうなので先を急ぎ鳥取県米子市を目指します。日本海の風景を見ながら楽しみながら行きたいと思います。島根と言えば、カツライス、サバしゃぶ、どじょう料理、出雲ぜんざい、大田の大あなご、三瓶そばなどまだまだ美味しい物がいっぱいですよね。今日は先を急ぎます。鳥取県米子に着いたのは18時頃。島根県は長かった。海岸から見る夕陽を拝むため皆生温泉(米子市)の人気の少ない海岸の駐車できる所から太陽に向かって私の願望を心の中で思い描いたら、太陽の神様から(何だ、お前は!)びっくりしました。(今日は何処まで行くつもりだ?)『青森です。』(それは、無理というものだ。休みながら行きなさい。明日には着くでしょう。)太陽の神様に何と拝んだかといいますと、『お金が少なくなって来たので何とかして宝くじが当たりますように』と海に沈む太陽に向かって拝んだわけであります。そしたら何と目の前に新装開店の賑やかなパチンコ屋さんがあるではないか。これが当たってしまうのです。5千円使って7万円出たのです。確率変動というやつですね。今晩の夕飯はどうしようか?頭の中で松葉ガニが歩いてしまいますね。パチンコ屋は閉店までいたので、食事は、米子ではなく鳥取市まで行ってみよう。鳥取市に着いたのが0時30分時くらいでほとんどの店が閉まってましたね。しょうがないので兵庫県を通って京都府を目指します。但馬牛の看板がいくつかあり、勿論、店の看板は暗く1時間ちょっとで京都府の中心街に入りました。国道9号線はここまで、そして、国道8号線に入り、滋賀県、福井県を目指します。しかし、国道9号線は信号機が少なくまた、信号機があっても黄色の点滅が多くありました。自動車専用道路を使うのはもったいない程、時間もかからなく景色の良い充実した道でした。また、九州へ行くときは国道9号線を使うのが良いと思いましたね。さあ国道8号線を日本海に向けて北上します。只今の時刻午前3時滋賀県西部です。福井県に入ったのが午前4時30分。越前ガニのの看板ですが、まだ店は開いてません。そのまま石川県を目指し、午前6時石川県金沢市到着。加能ガニですね。石川県も到着が早すぎてカニは食べられませんでした。松葉ガニ、越前ガニ、加能ガニ食べ比べたかったです。品種は同じカニでズワイガニ。カニは諦めるとしましょう。金沢市から高岡市、富山市、経由で糸魚川を目指しましょう。富山と言えば氷見の寒ブリ、ホタルイカ、白エビが有名ですね。糸魚川市に入ったのが、午前7時30分。これより新潟県です。次に直江津、柏崎を目指しましょう。直江津まで40分、柏崎に着いたのが午前9時頃です。柏崎から国道352号線、長岡から国道402号線で海沿いを北上し、この辺りから交通量が増えていき、新潟市信濃川(萬代橋)超えるのに3時間位かかりました。次は村上市を目指します。国道7号線、国道113号線で日本海沿いを北上。国道345線を左折しほくじょう、村上市に着いたのが、午後2時頃、勝木(新潟県)で国道7号線と合流、これより先、山形県。新潟県は物凄く長い道のりだった。新潟県と言えば、魚沼産のコシヒカリ、日本酒、紅ズワイガニ、ノドグロ、甘鯛、ハタハタなどですね。そして、この辺りから眠気が襲ってきました。何しろ、熊本を出発して一睡もしていないのです。コンビニに寄り、フリスクを1束買いだめしました。とりあえず1ケース全部頬張りました。目は冷めたものの緊急事態です。胃袋はスースーしてトイレが近くなり、鼻の穴もスースーして弱呼吸困難、目から火が出る思いです。さあ後は東北3県、山形県、秋田県、青森県でゴールです。では、次の目的地は、山形県、鶴岡市経由、酒田市を目指しましょう。日本海から離れ、国道7号線は庄内平野へと進み田園風景が広がり防砂壁が国道沿いに繋がっています。自然環境の表れですね。新潟県と山形県の県境から鶴岡市まで45分、酒田市まで1時間30分、秋田県の県境まで2時間30分。只今の時刻午後17時。また、フリスク食べて気持ちを入れ替えました。これで秋田県も気合を入れて運転できそうです。これからは県境の越境の時はフリスクタイムですね。『以降、県境タイムと記す』。さて、山形県と言えば、庄内米、日本酒、山形牛、米沢牛、庄内豚、だだちゃ豆、さくらんぼ、ラ・フランス、ぶどう、ミルティーユなどいっぱいありますね。県境を越え、秋田県です。でも、これだけは言いたいことは、『県境タイム』の存在のお陰で事故も起こらずこの旅の終盤を迎えられたことに感謝しておりますが、出来ればの話、真似されたくはない事ではありますが、フリスクのこの様な使い方は不適切であると反省しております。さあ秋田県、秋田県の空気の味は静かな緑がかった草木の深みを漂わせ、空高くまで舞い上がり、空は真っ暗の中銀河が数え切れぬ程細かく点滅してました。さて、最初の目的地は秋田市、八郎潟町経由大館市です。秋田市を超えて日本海とお別れになります。秋田県と言えば秋田こまち、ハタハタ、きりたんぽ、いぶりがっこ、稲庭うどん、横手焼きそば、比内地鶏、フランボワーズ、ミュール、ジュンサイなどですね。只今の時刻、午後21時です。いよいよもって、この旅本州最後の県、青森県へ入ります。目的地は青森市です。弘前経由で青森市へ向かいます。弘前まで1時間、青森まで2時間。青森に到着したのが夜中の23時です。ビジネスホテルを直ぐ探し、食事に行きました。マグロの刺身定食とウーロンハイ、そして、殻付きホタテのバター焼き、イカソーメン、コークハイを頼みビジネスホテルの温泉に入り、床に入りました。熊本県阿蘇山麓を出発し39時間、走行距離約1800kmノンストップの長旅でした。