2、柔道部に入った高1の2月


 

高校1年の2月に柔道部に入り、直ぐに初段の昇段試験を受け初段黒帯になりました。一つ上の先輩のお陰様で、「柔道部はいじめられたらいけない」という強い言葉を頂き、いじめ問題は解決された訳であります。上の言葉は柔道部の昔からの歴律だそうです。例えばその様な噂が立つとJ 高校の柔道部は弱いというレッテルを貼られてしまう恐れがあるのです。私は柔道部の主将の先輩のおかげで今後先明るい高校生活へ変わっていくのですが、1つ勉強になったことは細かい事にいちいちクヨクヨしてはならないという事なのです。今思えばこの考え方が、この時芽生えたからこそ、今この統合失調症に患っても柔軟な対応が出来たこの背景に対し、私に関わった全ての関係者の皆様方に深く感謝の意向をお伝えしたいです。柔道部に入ったことにより明るい性格になったことは私自身もしっかりと分かっていましたが、性格が明るくなった分高校生活の第一条件が、先ず楽しさ第一主義になってしまったのです。未成年なのに煙草を吸い、勉強は二の次、部活、遊び・・・・・・勉強という順番なのです。中間テスト、期末テストは成績が悪かったですね。当然のごとくです。電話して勉強を教え合ったりしたのを思い出しますね。今思えば学問の成績が悪かったのは遊んでしまったせいなのですが、こういう環境だから今現在勉強すると興味が深く湧いてくるのは関係があるか否か自分でも分かりませんが、新鮮味があって楽しいです。話は戻り柔道部で学んだことは上下関係もその一つです。目上の先輩に対しましては、必ず敬語。この考えを私に植え付けたので、社会人になってからも軽い理解度で社会に溶け込むことが出来ました。柔道部で学んだことはほぼ全部、社会人として助けられた、役に立った、理解に苦しまなかったことが多かったです。色々ありましたが、恵まれた環境だった事は私自身、心の奥底にしまって置きます。