6、三浦半島の自然環境と休日の過ごし方


この目次では、三浦半島の東側の北部から紹介します。別荘が三浦半島の中南部にあったのでそこから遊びに行く範囲で行くと東側の北部は観音崎の北に位置する走水という海岸及び岩場です。海岸の方は青柳(アオヤギ)が採れ、岩場の方はアサリが採れていました。アオヤギの方は腰まで海水がつかる為、5月~9月末日位までの大潮の時、そして、岩場の方も大潮で潮が引けば格好の遊び場となる訳です。観音崎周辺の海岸では、天然のテングサが採れ1kg位採って帰り、乾燥させ赤いテングサが白くなるまで天日干しし、テングサを煮込んでエキスを取り出し絞り、冷やして寒天やところてんを母が作り、家族で食べたものです。勿論1kgのテングサからできる寒天の量は食べきれない程です。あともう一つは、この海岸に手のひらサイズのカレイがいっぱいいまして、良く釣りに行きました。そして観音崎の南に鴨居港という港と海岸がありまして、大粒のアサリを大量に採った時期がありました。アサリの酒蒸しやバター炒めにした記憶を思い出します。さて、場所は久里浜を南下し長沢という場所で用水路がありまして、釣りをしたところウナギが釣れました。結構大きかったですね。夏の海水浴といいますと津久井浜、三浦海岸ですね。三浦海岸を更に南下し、そこはあまり荒らされておらず、海水も綺麗で透き通っており、気持ちの良い所です。海岸から内陸丘の方に車を走らせるとスイカ畑がスイカ畑が一面に広がる訳であります。2個買い1つは別荘に帰り直ぐ食べ、もう1つは冷やして次の日に取っておくのです。 次のスポットは、油壷シーボニアです。とにかく魚が釣れるのです。大きいシロギス、大きいハゼ、ヒイラギ、海タナゴ、メゴチ、イワシ、カレイ、ヒラメ、シマイサキ、チンチン(クロダイの子)、マハタ、カサゴなどです。シーボニアは釣りの面白さを教えてくれた場所ですね。城ケ島は8月に行き、ゴムボートと素潜りで海の中を楽しみましたが魚も泳いでいて、とても綺麗な世界でした。水浸が5m位で、恐ろしい事にゴンズイ(毒を持つ魚)の大群も元気よく泳いでいるのです。三崎港は夜釣りの印象が強くあります。アジ、マイワシ、かさご、カワハギ、サバなどです。私はこの様な環境の良い場所で遊んでいました。他にも、私の父は、1か月に一度釣りの会があり、船で釣りに行っていました。イシモチやアジ、カワハギ、カサゴ、メバル、ハナダイ、シロギスなど釣ってきては私達に振舞ってくれました。感謝してもしきれない程の子供の頃の環境でした。