文法の概要
*日本語と似ている文法
韓国語は日本語と語順がほぼ同じで、文法が似ています。
저 는 일본사람 입니다. (チョ ヌン イルポンサラㇺ イㇺニダ)
私 は 日本人 です。
この様に韓国語も日本語と同様、名詞に助詞を接続させ、文の最後が述語で終わります。
*韓国語の用言
文の中で述語になる単語の事を用言と言います。日本語の用言は、動詞・形容詞・形容動詞の3種類ですが、韓国語の用言は次の4つの品詞に分類されます。
動詞 가다 (カダ)行く 먹다(モㇰタ)食べる
動作や作用を表す
形容詞 크다 (クダ)大きい 많다(マンタ)多い
性質や状態を表す
存在詞 있다 (イッタ)ある 없다(オッタ)ない
存在を表す「ある」と「ない」
指定詞 이다(イダ)~だ
名詞の後につけて、ものを特定する
*用言は다で終わります。この 다をとった部分を語幹と言います。
『2種類のていねい表現』
韓国語には大きく2種類の丁寧表現があります。いずれも「~です/ます」となる表現を見てみましょう。
요「ヨ」ていねい(会話でよく使われる表現)
用言の語幹末にある母音の種類によって活用が違います。
語幹末の母音がㅏ,ㅗの場合→『語幹』+아요
語幹末の母音がㅏㅗ以外の場合→『語幹』+어요
다「ダ」ていねい(少しかしこまった表現)
*用言の語幹末にパッチムがあるかどうかで活用が違います
語幹末にパッチムがない場合→『語幹』+ㅂ니다
語幹末にパッチムがある場合→『語幹』+습니다
疑問形の作り方
요 ていねいの場合は、語尾に「?」を付けるだけ。다ていねいの場合は語尾の 다を「까(ッカ)?」に変えます。
食べます 食べますか?
먹어요+ ?→먹어요?
モゴヨ モゴヨ
見ます 見ますか?
봅니다+까→ 봅니까
ポムニダ+ッカ→ポムニッカ
否定形の作り方
*用言の前にを付けます
ない 良い 良くない
안 +좋다 →안 안좋다
アンチョッタ